自民党総裁なんて特に今回は誰がなっても悪い未来しか見えないので、別に高市になろうが誰になろうが、変わらないんだけどね。
しかし、一点だけ。「働いて働いて働いて働いて働いて参ります。」という高市の発言を左派の人が批判したのはよくなかった。労働者にも働けと言うのか! という筋なのはわかる*1けども、現実に酷い待遇を受けている労働者と連帯できていない現状で言っても、それは楽をしている層が既得権益を守ろうとして叫んでいるようにしか見えないだろう。そして、実際にある程度そうなのだと思う。
この現状は我々が一生懸命働いてきた人を無視した結果だ。しかしある意味で仕方のなかったことなのかもしれない。一生懸命働いている労働者と、働くことも難しくて福祉に頼るしかない者という二者は原理的に対立するものなのかもしれない。なんだかそれってとっくの昔に聞いたことのある話だと思うんよな。普通にマルクスの時点でそんな話してなかったっけ? 最近は左翼思想や社会運動の勉強をずいぶんサボっているから学びなおしたいなあ。いやあ、とにかく時間がない。