国会図書館、澤田賢二
ずっと国会図書館に行く機会を逃し続けていたが、ついに久々に行けた。
主に90年代前半のアフタヌーンの単行本では読めなさそうな読切を読んでいたが、感想は上の記事にまとめてある。
いやー、とにかく澤田賢二がすごかった。初めて読んだんだけどね。
そういえば国会図書館行き始めたのは高木りゅうぞうが読みたかったからなんだよなー。
そのきっかけは「ざをん」さんという方の紹介記事だった。
幻の漫画家”高木りゅうぞう”とは|ざをん @jionplk #note https://t.co/HvehlRATKU
— ざをん (@jionplk) 2022年4月30日
で、そのざをんさんは最近、澤田賢二に熱を上げていて、僕も今回期待していたわけだ。ヤンキー漫画って肌に合わないかなあって思ってたんだけど、それが全然違った。澤田賢二は、ヤンキー描くことを通して「はぐれもの」*1を普遍的に描いてるんだよ!!プライドで周りから壁を作って、それでも心が弱くて壁が崩れていって……。そんな人間の姿を描いてるんだよ!!村上かつらとかとおんなじですよ。僕は感動した!!!
しかしざをんさんの漫画の審美眼は本当に信頼できるな。今回はっきりした。これからはスペースやってたらちゃんと聞こう。
ロリコン漫画を彼女に読ませる彼氏ってドン引きされるの!?
ロリコン漫画を彼女に薦める彼氏ってどうやらドン引きされるらしい。悲しいね。という話を聞いて考えたんだけど、僕が人が抜いてたらドン引きするロリコン漫画ってなんだろう。
いや和田エリカでこの現代に抜いてるやつおったらびっくりして笑ってまうわ。
一人思い浮かんだのは、漫画家じゃないけど西牧徹かなー。これは褒め言葉だけど西牧徹の絵はロリコン画の中でも生理的な嫌悪感を最も感じる絵だ。あんまりイラストレイターに詳しくないから自信ないんだけど……。あの過剰に強調された肉付きの感じと表情がね、本当に気持ち悪いんだよね……。
*1:グレることは「はぐれる」ことだって澤田自身書いてた