20240815 - 退屈なエピローグはつづく
左翼、個人の意思を最大限尊重しようという立場と私は理解してるので「動員」みたいな話には違和感がある。むしろ動員から最も遠いところにいるのが左翼でそれが左翼の限界なのでは。現実の左翼の有り様は置いといて
2024/08/16 07:57
左翼にもいろんな流派があると思うけど、やっぱり僕はなんやかんや言いつつも古典的なマルクス=レーニン主義的な前衛党に囚われているところがある。別に前衛党じゃなくてゼネストでもいいけど、大衆を「動員」せずしてやつらに勝つ方法があるだろうか? 思考がぐちゃぐちゃでよく覚えていないが、左翼はこうであると言いたいのではなく、こうであるべきであるという話をしていたということかもしれない。そこに乗れない自分への苛立ちももちろん含まれている。
とはいえ、「党」でも「組合」でもいいから「動員」しなければ勝てないのだろうなと思いつつ、自分は「党」や「組合」でやっていける気がしなくて、それもあり怨嗟を吐いていたわけなのだが……。
中核派もやっぱり真面目にやってる人は本当に偉いと思ったし、自分はどこの街宣やデモにも行かないくせにセクトも含めみんなの努力がなかなか報われないことを悔しく思ったりもした。自分はやらないのに人任せで大変恐縮なのだが、誰かが前衛をやらないといけないとは思う。
いや前衛とか革命とかそういうジャーゴン(ジャーゴンもそうか)を使うのはよくないのかも。結局包摂が大事だという話をしたかったわけだから。
とはいうものの、自分も含めてみんないけすかない企業の「サービス」に依存させられ彼らに利潤を吸い取られている現状がある。気に食わないはずなのに「サービス」を使っちゃうのってまさにこれこそが包摂なのかもしれない。
でも、それを払いのける気もなくて。
このどこもかしこもいけすかない企業のいけすかない「サービス」に囲まれた世界で、どうすればいいっていうんだろうね。