メモは↑
あと澤田賢二『鍍乱綺羅威挫婀』も雑誌で全部読んだ。本当にいい漫画だった。澤田賢二の描く暴走族(ゾク)はこんな僕でも共感して憧れてしまう。陰のある者のもがき方を先頭に立って示してくれてるんだよな。しかもアンパンにハマっちゃう主人公・幸も含めてみんなキャラに心の弱さがあるのがいいよな。「心が弱い」ところから、みんなスタートしていくんよね。最高だった。
さて、ヤフオクで『鍍乱綺羅威挫婀』が今出品されていて、密かに狙っていたわけだが、今見たらとんでもない値段になってた。
嘘だろーーー!?!?
オークション終わるまで『鍍乱綺羅威挫婀』に言及せんどこーとか思ってたのに、もう終戦かあ。
真面目にレビュー書こうかなとも思ったけど、物語内容よりかは詩的センスや書き込みがすごい作家だからちゃんと魅力を伝えられないと思って、やめておくことにした。いやー、いいもん読ましてもらいました。
澤田賢二が結局一番すごかったけど、他に惹かれたのは佐藤由男と松本こまつかな。松本こまつって全く出てこなかったけどその後はスズキユカという名前で『おうちでごはん』という漫画を連載してたらしい。佐藤由男の『鉄鋼の人』とかも気になってきたわね。アフタヌーン2002年あたりまで調べたら今度は小学館系も調べたいですな。