東京でかつて京都に住んでいた友達に会うと、どうして俺たち二人、こんなところにいるんだろうという気持ちになることが増えた。
友達の家でうとうとしていたら、まだそいつも京都で学生をやっているような気持ちになって、そう思い込んだまましばし、会話していた。覚醒度が上がってくるにしたがって、かつては当たり前だった日常が夢の中でしかあり得ない世界になっていたことに気づく。
こうやって時間は流れていく。
東京でかつて京都に住んでいた友達に会うと、どうして俺たち二人、こんなところにいるんだろうという気持ちになることが増えた。
友達の家でうとうとしていたら、まだそいつも京都で学生をやっているような気持ちになって、そう思い込んだまましばし、会話していた。覚醒度が上がってくるにしたがって、かつては当たり前だった日常が夢の中でしかあり得ない世界になっていたことに気づく。
こうやって時間は流れていく。