20231216

昨日卒論の中間発表が終わったので今日は家でボドゲをしてボロ負けしてしまった。僕がボドゲがあまり強くないのは周りがあまり見えていない、単純に計算ができない、などなど様々な要因がある。就職が近づくにつれて学生時代ずっと逃げてきたはずの僕の努力不足を非難する自分の存在が大きくなってきている。そいつは僕に成長を強要する。もっと頑張れ、自分を変えろと言う。嫌だ、時間が止まって欲しい。大学を出たくない。かといって院進もしたくない。シェアハウスも出たくない。俺は抵抗する。東京でまたシェアハウスを作る。企業に入っても頑張ることに抵抗したい。でも、どうやらそうすることは自分の幸福にとってプラスにならないということがわかってきている。頑張らないでいると多くの人の場合どんどん状況が悪くなるらしい。それが先に労働者になった人の集合的な経験知らしい。金を稼ぐ能力、人間関係を構築する能力、それらが今までより必要とされるようだ。大学までは守られてきたけど、それがないと生き残れない。そのために頑張らないといけないらしい。嫌だ。俺は頑張りたくない。何もしたくない。でもいよいよ頑張らなきゃいけないらしい。僕は自分のエネルギーのほとんどを人間関係に振ってきた。人間関係を頑張ってきたんだと自分には言い聞かせてきた。それで頑張らない自分を責める声に言い訳をしてきた。でも、本当に頑張ってきたんだろうか? 結局周りの人間に助けられてきただけのような気がする。僕は何も頑張ってないのではないだろうか。僕は漫トロの会長のときも全然頑張れなくて迷惑をかけたし、漫トロや外山界隈、文フリ界隈で後輩ができても負担をかけてばかりで、それなのになぜかみんな助けてくれて、僕の相手をしてくれて、なんとかやってこれた。そんな友人や後輩たちには感謝してもしきれない。今だって、面白くて僕のことを好きでいてくれる魅力的な人たちに囲まれて……。だが、そんな場所ももうすぐなくなってしまう。もう僕は大学の新入生とは7歳も歳が離れている。これから大学にいてもどんどん辛くなるだけなのは明白だ。俺がこれまで甘えてきたのはわかっている。恵まれてきたのはわかっている。だが、甘えてきたからこそ、大学を出たときに生き残る力がもう残されていないんじゃないか。もう頑張り方も忘れてしまった。ただただ怖い。怖いよ。