20231218

就職するのが怖い。ここ半年くらいプログラミングできそうな人をTwitterで見かけると嫉妬でいつも狂いそうになる。僕はプログラミングが楽しくてやってたわけじゃない。僕がエンジニアを仕事にしようと決めた二年前、考えていたことは営業だとかマネジメントとか、他の仕事をしたくないということだけだった。

 

本当は気の合う友達とずっと漫画やアニメやエロゲの話をしながらボドゲして、そんな一日をずっとずっと繰り返したかっただけなのだ。でも一度は叶ったはずのその日常はもうこの先手に入れることはできないらしい。今まさに一番大事なものが取り上げられようとしている。

 

と、言ってみたが、それは問題じゃない。期間限定の特権を持っていたにすぎないことは納得している。問題なのは、大学という場所を失ってこの先どんな不幸が待っているかがわからないことだ。

 

期間限定の特権というのは怖い。特権の代償は取り上げられた後に払うことになる。代償は幸せだった日々を想って胸が締めつけられる時間だ。過去の幸福な日々じわじわと首を絞めていって最後、破滅に自分を導くのではないかと怯えている。

 

これで自分が仕事ができる人間だったら、せめて仕事が好きな人間だったら、明るい未来も描けたかもしれない。でも現実にはそうじゃない。せめてプログラミングに自信があったら、と思う。だからできそうな人を見ると辛くなる。

 

怖い。他の仕事はもっとできる気がしない。僕は自意識を強く持ちすぎた。仕事のために自分を捧げることなんてできそうになる。結局、そうできた人間が勝ち残れる世界だと思うのだが。

 

 

追記

この記事上げたあと、Twitterのタイムラインを見ていると、誰も彼もが僕よりも優秀で幸せで恵まれているように見えて、発狂しそうになった。きっと鬱だ。体調も悪いし、もう寝よう。