20240525

今日は朝起きても家に誰もいなくて、16時くらいまで時間を空費していたが、何かをやらなければいけないような気がして村田蓮爾の原画展に行った。

 

休みの日の渋谷は人が多すぎて、またいつもの"症状"に苦しみながら歩く。交際相手がいていいなあとか。俺を見下しているとか。働き始めてからよりいっそうひどくなった。

 

肝心の村田蓮爾の原画展は、ワニマガジンが運営する謎のアートギャラリーで行われていた。95~03年の快楽天の表紙の原画は圧巻だった。こんなにすごい絵を毎号毎号表紙に載せてたなんてすごすぎる。実際、この頃の快楽天が僕は本当に好きで、夏蜜柑、秋葉凪樹OKAMA陽気婢米倉けんご……。

 

村田蓮爾の描く少女の目を見ていると不思議な感じがする。明らかにこの世に属する存在ではない少女たち。その少女たちが魅入られたように見つめるその先。かなしい瞳で見つめるその先。

超越的な少女たちにとってすら超越的な何か。

いや、むしろその超越的な何かが少女に超越性を与えているのだろうか?

 

原画展が終わるといつもの自分の戻っていた。

なんだかすごく疲れてしまって、電車の中でずっとスマホを眺めていた。スマホをいじらないって決めていたのに、それしか、できなかった。

 

大学の頃は常に何かに急かされていた。何かをやらないといけない気がして、そう思うだけで疲れて、どんどん何もできなくなって……。

もう就職してからそういうのやめようと思ってたのに最近はまたもとに戻っている。あのずっしりとした焦燥感が、身体にはりついて離れなくて気力を奪っていく。どんどん気分が落ち込んでいく。もう少し仕事の勉強頑張ろうとか思わないでやった方がいいのかな。でもそれも怖い。どうすればいいのか、何もわからない。