20240128

今日はレポートなどいろいろやらなければならないことがあったはずなのに、全く動けなかった。ほとんどベッドの上にいた。スマホTwitterやネットサーフィンをしていたら、一日が終わってしまった。こんな風で正社員として働ける気がしない。会社に入るのが怖い。三日後の卒論の口頭試問が怖い。大学で大して何も学ばないまま卒業するのが怖い。今ある大事な関係が変わっていくのが怖い。何もかもが怖い。

 

何もやる気が起きなくて、昔の少年犯罪のWikipediaの記事を読んでいた。引きこもり男が9年間にわたって少女を監禁し続けた新潟少女監禁事件。男は自分が暴力で無理やり従わせた少女のことを友達だと思っていたという。現実の社会から逃げ続け、親を殴って排除し、少女を殴って従わせ、自室の小空間の支配者となった男は、最後には親への暴力がたたって自室から牢獄にその身を移すことになる。

 

僕は現実で人を思い通りに動かそうとは思わない。だが、時々(今はそういう心持ちなのだ)、二次元の美少女を愛される妄想だけをして生きていた頃に戻りたいと思うことがある。

 

当時と違って今は人間関係をやるのには気遣いが必要であることを理解しているし、疎かにできない大事な人間関係だって多い。それは昔と違って人間関係をちゃんとやれるようになったってことだし、大事な人に恵まれているのはものすごく幸せなことなのだ。本当に感謝しているし、これでよかったんだと思う。でも、時々、重さを感じることがある。一生引きこもらず、自分の責任を投げ捨てずに生きていくのは途方もないことだ。どうやら多数派はそれを続けて一生を終えるらしい。たとえば結婚して子供ができたらなんて考えると、一日たりとも全てを投げ捨てていい日はなくなってしまう。多分、その重さを背負い続けることが大人になるってことなんだと思う。僕にはまだ、「大人になる」覚悟も自信もない。だから大事な時に人に頼られない。認められない。そんな自分が恥ずかしい。